大葉は発がん性があって危険？体に悪いと言われる理由と食べ過ぎの悪影響も！

2023 8/18

2023年8月18日 2023年8月18日

大葉に発がん性があるから危険！という噂が広がっていますが、果たして本当なのか気になりますよね。

また、大葉を食べると体に悪い意見な要素もあるという話もありますが、その原因は何なのでしょうか？

この記事では、大葉の発がん性の有無や危険性・成分や効能についても紹介するので是非参考にしてくださいね。

大葉には発がん性があって危険？

最近では「大葉に発がん性がある」という噂が広まっています。果たしてその真相は…？詳しく見ていきましょう。

大葉の農薬残留に発がん性がある？

結論からお伝えすると、大葉に発がん性はありません。

一部報道で大葉に使用される農薬に含まれる成分が発がん性物質であるのではないか？と報じられたことがありますが、これについては裏付けるデータや研究はないことから2023年時点では「大葉に発がん性がある」という事実はなく、単なる噂に過ぎません。

大葉に発がん性があって危険！と言われる一番の理由に、残留農薬からの懸念があります。

ただ、大葉に関する農薬残留物と発がん性の関係性については、明確な科学的根拠がないとされています。

残留農薬が気になる場合はしっかり洗浄を！

現在の日本国内においては、厳格な農薬の使用基準が設けられており、定期的な検査が行われています。

また、農薬を使用する前に必要な期間を守り、十分な洗浄を行うことで、農薬残留物を最小限に抑えることができますよ。

このことからも、適切な処理がされた大葉であれば、農薬残留物による発がん性のリスクは低いと考えられます。

しかし、安全性を確保するためにも、生産者が適切な農薬の使用と管理を行うことが重要であり、消費者も適切な処理を行うことが求められます。

ただし、大葉に限らず、野菜や果物など、農作物には必ずしも残留農薬がないわけではありません。

食品安全に対する関心が高まる中、農薬や残留物については注意が必要ですが、適切に取り扱われた大葉であれば発がん性があるという証拠はないので噂にまどわされないようにしてくださいね。

大葉は発がん性はなく優れた栄養成分のある野菜！

大葉には発がん性がないことが分かりましたが、実は大葉の栄養素にはガン予防や老化予防にもなるいい成分がたくさん入っているんですよ。

次に、大葉の栄養素について詳しく見ていきましょう。

大葉の栄養成分

大葉には、ビタミンCやカロテン、食物繊維、アントシアニンなどの栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンCの含有量はレモンの約2倍にもなり、免疫力アップや美肌効果にも期待できます。

また、大葉に含まれるアクチノキシンという成分には、ガン細胞の増殖を抑制する効果があるとされています。

これにより、大葉は発がん性があるどころか、ガン予防に役立つとも言われています。

大葉に含まれる栄養素

・βカロテン
→摂取することでビタミンAに変換され、皮膚や目などの粘膜の健康に働きかけてくれる。

・ビタミンK
→骨の健康維持に働きかける成分。

・食物繊維
→大葉は不溶性食物繊維。便の量を増やしながら腸を刺激して便通を促す。

・ペリアルデビド
→大葉特有の匂いを発している成分。腸内環境改善に働きかけると言われています。

・ビタミンB
→口内炎や肌荒れの改善に期待のできる成分。

・ビタミンE
→活性酸素の害から体を守ってくれる。生活習慣病や冷え性への改善効果も。

・ビタミンC
→美肌効果や風邪予防にもなる成分。

大葉の効能効果とは？

・皮膚や粘膜の維持

・抗酸化作用

・美肌効果

・便秘の改善

などたくさんの効果があります。大葉には食中毒を予防できる効果もあるので、生物である刺身などに大葉がついているんですよ。

発がん性があるどころか、ガン予防ができる上に美味しくて健康効果があるとなると毎日大葉食べたくなってしまいますね。

大葉を食べるとお腹をこわす理由は？

大葉は和食に欠かせない香り高いハーブですが、実は消化不良の原因になることもあります。

大葉を食べるとお腹がゆるくなる人もいますが、その原因は大葉自体にはなく、大葉に含まれる成分が影響を与えているためです。

次に、大葉をたべることでお腹をこわしてしまう理由をご紹介します。

お腹をこわす原因は食物繊維！

大葉を食べるとお腹をこわす理由は、一般的に食物繊維が多く含まれているからと言われています。

大葉には水溶性食物繊維が多く含まれており、水に溶けやすい性質があります。このため、大葉を食べると腸内に水分がたまってしまい、腸内環境が乱れてしまうことがあります。

そのため、便秘の人が大量に食べると下痢を引き起こすことがあることから「大葉を食べるとお腹をこわす」と言われています。

大葉を食べてお腹をこわすのは個人差がある？

大葉を食べてお腹をこわすかどうかは人によって異なります。大葉に含まれる食物繊維や揮発油が、胃や腸の過敏性を刺激してお腹をこわす場合がありますが、それでもすべての人に当てはまるわけではありません。

また、大葉以外にもお腹をこわす食品はありますが、その原因も人によって異なることが多いです。

お腹をこわしやすい人は、大葉を控えるか、少量から始めるなどの工夫が必要かもしれません。また、大葉を食べる前に他の食品でお腹を満たしておくことで、お腹をこわすリスクを減らすことができますよ。

ただし、お腹をこわす原因が何であれ、症状が長期間続く場合や、激しい症状が出た場合は医師に相談することが重要です。

まとめ

今回は、「大葉に発がん性がある？」について詳しく解説しました。大葉には発がん性物質は含まれておらず、むしろ栄養豊富で健康に良いとされています。

大葉の農薬の残留や食中毒の原因について心配されることがありますが、発がん性については科学的に証明されたものはないことも分かりました。

ただし、個人差によっては大葉を食べるとお腹が痛くなることがあるため、過剰な摂取は控えましょう。大葉は、正しい食べ方をすれば、美味しく健康的な野菜として食卓に取り入れることができます。