MENU

香味ペーストは体に悪い?化学調味料の健康被害と買ってはいけない理由も!

香味ペーストは体に悪い?化学調味料の健康被害と買ってはいけない理由も!

中華料理をおうちで美味しく作るのはなかなか大変ですよね。中華料理は使う調味料が多く手間もかかりますが、「香味ペースト」を使えば簡単に本格的な中華の味を家庭で作ることができます。

香味ペーストを使えばラーメン屋さんで出てくるようなコクのあるパラパラ炒飯が簡単にできるので、我が家でも重宝しています。

便利な香味ペーストですが、いわゆる化学調味料なので、「実は体に悪いのかな?使っても大丈夫かな?」と思うこともあります。実際のところどうなのでしょうか。

今回こちらの記事では、

・香味ペーストは体に悪い?
・香味ペーストなど化学調味料の健康被害はある?
・香味ペーストを買ってはいけない理由はある?

など、香味ペーストの気になる点について調べてみました。

目次
Sponserdlink

香味ペーストは体に悪い?

香味ペーストの原材料を見てみましょう。

【原材料】食塩、食用油脂、香味油、ポークエキス、砂糖、チキンエキス、野菜エキス、香辛料、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、香料

塩分が多い

食品の原材料は重量の多い順に記載することになっていますので、香味ペーストの原材料として食塩が一番多く使われていることが分かります。
塩分の過剰摂取はむくみや高血圧などの症状や、心臓・腎臓の病気や胃がんなどの原因となります。慢性的な高血圧状態は様々な病気を招く恐れがあるため、くれぐれも使いすぎには注意しましょう。

化学調味料が含まれている

香味ペーストには化学調味料である「調味料(アミノ酸等)」が含まれています。化学調味料がすべて有害であるとは限りません。どんな食品でも過剰摂取すれば健康に害をおよぼす場合がありますし、一概に悪いとは言えなさそうですね。

食品添加物が含まれている

食品添加物は、食品の加工や保存の目的で使用されている成分のことです。
香味ペーストの原材料には乳化剤という添加物が使われています。乳化剤とは、水と油のように混ざりにくいものを混ざりやすくするための食品添加物です。香味ペーストの場合、ペーストの分離を防ぎ、柔らかさを保つために使用されています。

食品添加物は様々な加工食品に使用されていますが、人工的な成分なので健康への影響も懸念され、問題視する人も多くいます。添加物を完全に避けることは難しいですが、アレルギー反応や過剰摂取には気を付けながら付き合っていきたいですね。

香味ペーストなど化学調味料の健康被害

先ほどお伝えしたように、香味ペーストには化学調味料が含まれているため、不安に思う人も多いかと思います。

結論からお伝えすると、グルタミン酸ナトリウムをはじめとした化学調味料が体に悪いという説に科学的根拠はありません

そもそも化学調味料とは?
昆布やかつお等に含まれる天然のうまみ成分の「グルタミン酸」を抽出して化学的に合成した調味料のことです。このグルタミン酸は、トマトやブロッコリーなどの野菜、チーズなどの発酵食品、味噌や醤油などの食材にも含まれているものです。

化学調味料と聞くと体に悪いイメージがありますが、天然の食材からできていると思うと安心感がありますね。

世界保健機構(WHO)の組織等も化学調味料の安全性を認めています
大量に摂取せず、料理の味付けなど通常の使用範囲であれば健康への影響を心配する必要はありません。

「化学」調味料という名称から「天然に存在しない人工的な物質」というようなイメージが浮かんでしまうため、過度に不安が煽られているのかもしれませんね。
※近年は「うまみ調味料」と呼ばれることもあります。

どうしても化学調味料が気になる場合は、化学調味料無添加の中華だしペーストを使ってみるのもいいかもしれません。

Sponserdlink

香味ペーストを買ってはいけない理由はある?

香味ペーストは「買ってはいけない」ほど危険なものではありませんが、やはり摂り過ぎには注意したいところです。
ですが、毎日大量に摂取するなどせず、調味料として使う分にはまず問題ないでしょう。塩や醤油、味噌などの調味料も、毎日大量に摂取すれば危険を伴いますよね。
化学調味料だけを敵視するのはよくありません。

香味ペーストはおいしくて便利ですが、そればかりに頼り過ぎないようにしたいですね。
例えば炒飯を作るにしても、時間のない平日は香味ペースト一本で味付けを済ませ、時間と気力に余裕のある日は無添加鶏がらスープの素・醤油・オイスターソースなど様々な調味料を使ったレシピに挑戦してみるのはいかがでしょうか。ニンニク、しょうが、ネギなどの香味野菜をたっぷり入れてもいいですね!

また、グルタミン酸ナトリウムをはじめとした化学調味料は、減塩に役立つという良い側面もあります。
減塩食などで塩分が少なくちょっと物足りない場合も、うま味調味料を適量使うと、ナトリウム量はほぼ増やさず味にうまみが効いて、減塩しても味がしっかりしておいしく食べられますよ。

便利なものではあるけれど、摂り過ぎないよう十分に気を付けることが大切ですね。香味ペーストは料理に上手に取り入れて、便利に使いたいものです。

まとめ

香味ペーストを日々の調理に適量使う位であれば、体に悪いというわけではないことが分かりました。

香味ペーストは、日々の料理作りに今や欠かせない定番の調味料となりました。疲れて帰宅したり自炊する気力のない時でも、あれこれ考えずに簡単においしく中華を作れるのは助かりますよね。

化学調味料や添加物、塩分の多さなど、確かに気になる部分はありますが、良い面も悪い面も正しく理解した上で使いたいものです。

過剰摂取しないように適量を守りながら、日々の料理を便利に作るためのサポートとして、上手に取り入れていきたいですね。

以上、「香味ペーストは体に悪い?化学調味料の健康被害と買ってはいけない理由も!」について調べてみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

SponsoredLink

目次