ねるねるねるねは体に悪い?原材料と食べすぎたらどうなるかも調査!

ねるねるねるねは体に悪い?原材料と食べすぎたらどうなるかも調査!

ねるねるねるねと言えば、謎の粉に水を入れて、練ると色が変わる昔からある不思議なお菓子ですが、体に悪いイメージがある人も多いのではないかと思います。

膨らんだりカラフルな色に変わる様子を見ていると、原材料は何が入っているんだろう…と心配になることもありますよね。

私自身、体に悪そうだという理由で親になかなか買ってもらえなかった記憶があります。子供を持つ親としては「子供に食べさせても大丈夫かな?」と思ってしまいますが実際はどうなのでしょう。

そこで今回の記事では、ねるねるねるねについて、

・体に悪いって本当?
・原材料は?
・食べ過ぎるとどうなる?

など気になる点を調べてみました。是非参考にして下さいね。

目次
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ねるねるねるねは体に悪いって本当?

ねるねるねるねは体に悪い?原材料と食べすぎたらどうなるかも調査!

ねるねるねるねには健康を害するような成分は使われていないため、体に悪いものではありません。
体に悪そうなイメージだったので意外ですよね。
一つずつ見ていきましょう。

保存料・合成着色料ゼロで安心

意外なことに、ねるねるねるねには「保存料」「合成着色料」の食品添加物が使用されていません
着色料にはすべて天然素材の色素が使わています。

パッケージをよく見てみると、「保存料と合成着色料不使用」のマークが付いていて安心しますね。
人工的なお菓子のイメージだったのでこれはうれしい驚きでした!

色が変わる仕組み

袋に入った粉と水をぐるぐると混ぜていると、カラフルな色に変わるので不思議ですよね。
これは酸性とアルカリ性の物質を混ぜると色が変わる、という色素の性質が利用されています。

あのカラフルな色合いは合成着色料を使っているわけではなく、紫キャベツ(アントシアニン)やクチナシの果実の色素によって実現されています。

モコモコ膨らむ仕組み

クエン酸と重曹を反応させると炭酸ガスが発生して膨らむという仕組みを利用しています。
ねるねるねるねの1番の粉袋には重曹、2番の粉袋には酸が入っています。

なんだか科学実験みたいでわくわくしますね!
実際にねるねるねるねを夏休みの自由研究の題材にする子供もいるそうですよ。
こういった仕組みについては製造元のクラシエのホームページでも分かりやすく説明されています。

気になるカロリーは

1食分のカロリーは91~98kcalと、思ったより低いですね。
子供のおやつやダイエット中の間食にするにしても、カロリー的には問題なさそうです。
1食につきカルシウム31mgが摂れるのもうれしいポイントです。

ねるねるねるねの原材料は?

ねるねるねるねは体に悪い?原材料と食べすぎたらどうなるかも調査!

ねるねるねるねの原材料を見てみましょう。

【原材料】砂糖、粉あめ、ぶどう糖、でん粉、卵白粉末、食物繊維(ポリデキストロール)、
水あめ、キシリトール、酸味料、香料、増粘多糖類、乳化剤、炭酸カルシウム、
着色料(スピルリナ青、カロチノイド、クチナシ、野菜色素、果実色素)

先ほどご紹介したとおり、ねるねるねるねにはすべて植物由来の成分が使われています。

着色料は全て天然由来のもの

ねるねるねるねに使われている着色料は大きく3種類です。
どれも天然素材
で安心して口にできますね。

・アントシアニン
→紫キャベツなどに含まれている青紫色の天然色素
ポリフェノールの一種です

・スピルリナ青
→藻(も)から抽出される水溶性の青色の天然色素です

・クチナシ
→クチナシの花の実から採られる黄色の天然色素です
たくあんや栗きんとんなどの料理に古くから使われてきました

糖質の摂りすぎに注意

原材料の含有量トップ3が砂糖、粉あめ、ぶどう糖であることから、糖類が多く含まれていることが分かります。
甘いお菓子なのでこれには納得です。

アレルギーに注意

卵を原料にした卵白粉末や、味によっては乳、大豆が原材料に含まれる場合があります。
アレルギーのある方は表示を確認しましょう。

1986年の発売から30年以上経ちますが、製造元であるクラシエでは「ドキドキ・ワクワクを安全に」を大切な理念として掲げています。
安心安全に子供たちの喜ぶ知育菓子を届けたい、という想いと企業努力が感じられますよね。

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ねるねるねるねを食べ過ぎるとどうなる?

ねるねるねるねは体に悪い?原材料と食べすぎたらどうなるかも調査!

ねるねるねるねが膨らんだり、色が変わる原理や原料は、体に悪いものではありませんでした。
ですが、食べ過ぎるとなるとやはりリスクもあります。

糖質の摂りすぎ

砂糖・粉あめ・ぶどう糖など、ねるねるねるねには糖分が多く含まれています
糖質を過剰摂取すると、血糖値スパイクという現象により、以下のような症状が現れることがあります。

・食後の眠気
・倦怠感、だるさ、疲れ
・イライラ
・集中力の低下

「血糖値スパイク」とは、血糖値が急上昇することによりインスリンが大量に分泌され、
血糖値が急降下して低血糖状態になることを言います

また、慢性的に糖質の過剰摂取状態が続くと、糖尿病などの生活習慣病の発症・うつ病・免疫力の低下・認知症の発症など様々な病気のリスクが高まることも知られています。

1日1個程度を食べる分には問題がなさそうですが、もし複数個食べたい場合は、他の食事やおやつで糖質量をコントロールするほうが良さそうですね。

子供の頃の食生活は、大人になってから及ぼす影響も大きいものです。
我が家でも子供と一緒に買い物に行くと、バラエティー豊かな知育菓子コーナーは素通りすることができません…あれもこれも食べたがりますが、「食べ過ぎないように1日1個だけにしようね」と上手に声かけしつつ、おやつに取り入れていきたいですね。

まとめ

ねるねるねるねが危険なものではないということ、体に悪いお菓子ではないということが分かりました。
合成着色料や保存料といった危険視されている添加物が使われていないので、子供にも安心して食べさせられますね。

ですが糖質が多く含まれているため、毎日何個も食べるようなことは避けたほうがよさそうです。

カラフルな色やモコモコ膨らんだ様子が可愛く映えるため、InstagramやYouTubeのネタとして使われていることも多いですね。

そうしたニーズに合わせてなのか、最近は大人のためのねるねるねるね、なる商品も発売されています。

安心して子供に食べさせられますし、大人の私たちもたまには童心にかえって楽しんでみましょう!

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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