山芋と食べ合わせが悪いものは?肉類・魚介類・乳製品の相性を調査!

山芋

山芋は健康志向の人には特に人気のある食材ですが、実は山芋には食べ合わせが悪い食品があることはあまり知られていないかも知れませんね。

山芋との相性が悪い食品と組み合わせると、胃腸の不調や消化不良などの症状が起こることがあり注意が必要です。

そこで今回は、山芋と食べ合わせが悪い食品について詳しく解説します。特に、肉類、魚介類、野菜、果物、乳製品など、代表的な食品について見ていきます。

目次

山芋と食べ合わせが悪い肉類は?

冷しゃぶ
山芋は、生で食べることもできますが、一般的には料理に使われることが多い食材の1つですが、中には山芋と合わない食材もあります。肉類の中でも、山芋と相性が悪いとされるものがあります。

豚肉と山芋の食べ合わせは悪い?

まず、豚肉は山芋との相性があまりよくありません。豚肉には脂肪が多く含まれており、消化が遅くなる傾向があるため、山芋と一緒に食べると消化に時間がかかってしまいます。

また、豚肉に含まれるアミノ酸と山芋の粘り成分が反応すると、おいしくない臭いが発生することもあり注意が必要になります。

鶏肉と山芋の食べ合わせは悪い?

次に、鶏肉も山芋と相性が悪いとされる肉類の1つです。

鶏肉は消化が早いため、山芋と一緒に食べると胃腸の負担が大きくなり、消化不良を引き起こすことがあります。また、鶏肉に含まれる栄養素と山芋の粘り成分が反応すると、風味が損なわれてしまうこともあります。

ただし、個人差があるため、必ずしも山芋と食べ合わせが悪く合わないというわけではありませんが、山芋と豚肉や鶏肉を一緒に食べる場合は、適量にとどめ、消化を助けるために、野菜や汁物なども一緒に食べるようにするとよいでしょう。

山芋と食べ合わせが悪い魚介類は?

山かけ丼
山芋は健康に良い食材として知られていますが、食べ合わせには注意が必要です。特に、魚介類との組み合わせには注意が必要です。

では、具体的にどのような魚介類が山芋との相性が悪いのでしょうか?

山芋と食べ合わせが悪い魚介類1:イカ

イカには消化酵素であるプロテアーゼが含まれており、山芋の粘りを分解してしまうため、食べ合わせには不向きです。イカと山芋の一緒に食べる料理は避けることをおすすめします。

山芋と食べ合わせが悪い魚介類2:エビ

エビにはトロンビンという酵素が含まれており、山芋の粘りを消化してしまうため、山芋との食べ合わせには注意が必要です。エビと山芋を一緒に食べる料理は避けることが望ましいでしょう。

これらの魚介類は山芋と相性が悪いため、一緒に食べるのは避けることが望ましいです。ただし、食べる量にもよりますので、適量を守って摂取するようにしましょう。

山芋と食べ合わせが悪い野菜は?

山芋
山芋は美味しくて栄養価が高い食材ですが、食べ合わせを誤ると身体に負担がかかります。特に野菜との相性には注意が必要です。ここでは、山芋と食べ合わせが悪い野菜を紹介します。

キャベツ

山芋とキャベツを一緒に食べると、食物繊維が過剰になってしまいます。これにより、消化器官に負担がかかり、腹痛や下痢の原因になることがあります。

トマト

山芋に含まれるビタミンCは酸化しやすく、トマトに含まれる酸によって一層酸化が進んでしまいます。そのため、一緒に食べるとビタミンCの効果が減少してしまうことがあります。

セロリ

山芋とセロリはどちらも利尿作用があります。一緒に食べると、利尿作用が強くなりすぎるため、身体の水分が不足し、脱水症状を引き起こすことがあります。

以上の野菜は、山芋と一緒に食べると身体に負担をかけてしまうので、避けることが望ましいです。

食材の組み合わせは、身体に良い影響を与えることもあれば、悪い影響を与えることもあるので、バランスの良い食生活を心がけましょう。

山芋と食べ合わせが悪い乳製品は?

乳製品
山芋と食べ合わせが悪い乳製品といえば、なんといってもチーズ!と言いたいところですが、実は意外にもクリームチーズやヨーグルトもその仲間に入ります。

山芋は粘り気があるため、消化に時間がかかります。一方、乳製品には消化を助ける乳酸菌が含まれているため、山芋との相性が悪く、胃もたれや消化不良を引き起こすことがあります。

また、チーズに含まれるカルシウムは、山芋に含まれる酸によって吸収率が下がるため、食べ合わせは避けた方が良いでしょう

クリームチーズと山芋の食べ合わせはNG?

クリームチーズは、チーズの中でも油分が多いため、消化に時間がかかります。また、山芋のネバネバした粘り気と混ざると、胃の中で重くなり、消化不良を引き起こすことがあります。

もし長芋とクリームチーズを使った料理を食べる場合は、量を控えめにするなど、工夫が必要です。

ヨーグルトと山芋の食べ合わせはNG?

ヨーグルトは乳酸菌が豊富に含まれているため、消化を助ける効果があります。しかし、山芋のネバネバ感と混ざると、胃に負担がかかりやすくなるので食べ合わせが悪いと言われています。

ヨーグルトと山芋を一緒に食べる場合は、量を控えめにしたり、別々に食べたりするなど、工夫が必要です。

山芋と乳製品の食べ合わせについては、あまり知られていないかもしれませんが、実は結構注意が必要なんですよ

山芋と食べ合わせが悪い食品のQ&A

山芋
次に山芋と食べ合わせが悪い食品について知りたい人に役立つ、よくある質問をまとめてご紹介しますね!

Q1. 山芋と牛乳は一緒に食べても大丈夫?

A1. 山芋と牛乳は食べ合わせが悪く、消化不良やお腹の不快感を引き起こすことがあります。特に、山芋に含まれる「イヌリン」という成分が牛乳の消化を妨げてしまいます。

Q2. 山芋とナッツ類は一緒に食べても大丈夫?

A2. 山芋とナッツ類は食べ合わせが悪く、消化不良や胃腸のトラブルを引き起こすことがあります。特に、ナッツ類に含まれる脂肪分が山芋の消化を遅くしてしまうため、同時に摂取するのは避けた方が良いでしょう。

Q3. 山芋と魚介類は一緒に食べても大丈夫?

A3. 山芋と魚介類は原則的には問題ありませんが、注意が必要な場合があります。特に、山芋と刺身を同時に食べると、胃腸に負担がかかりやすくなるため、避けた方が良いでしょう。

Q4. 山芋と柿は一緒に食べても大丈夫?

A4. 山芋と柿は食べ合わせが悪く、消化不良やお腹の不快感を引き起こすことがあります。特に、柿に含まれるタンニンが山芋の消化を妨げてしまいます。

まとめ

山芋
ここまで、山芋と食べ合わせが悪い食品についてご紹介しました。山芋は健康に良いとされる食材ですが、食べ合わせによっては消化不良や体調不良を引き起こすことがあります。肉類や魚介類、乳製品、果物、野菜など、様々な食品との組み合わせに注意が必要です。

特に、食物繊維豊富な野菜と山芋を一緒に食べると、胃腸に負担がかかりやすいことがわかりました。また、果物との組み合わせによっては、胃腸の不調や吐き気、下痢などの症状が現れることがあります。

健康を意識する方や、山芋をよく食べる方は、食べ合わせにも注意を払って、適切な組み合わせを心がけるようにしましょう。それによって、山芋の栄養素を効果的に摂取することができます。

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